赤穂市民病院

病院長あいさつ

病院長あいさつ

病院長
高原 秀典(たかはら ひでのり)

赤穂市民病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
また、地域住民のみなさん、地域医療機関、保健福祉機関のみなさんにおかれましては、当院をご利用いただきましてありがとうございます。

年間を通して温暖な気候の当地は、療養するにこの上ない立地であり、各病棟から東には清流千種川、南に瀬戸内海や小豆島、四国山地、西に赤穂城跡、北に山々の緑が眺望できます。このように、療養環境が抜群の当院でゆっくりと静養されてはいかがでしょうか。

当院は、これからも西播磨地域の中核病院として、赤穂市、上郡町、相生市、たつの市、佐用町、備前市他の住民の地域医療を支えてまいります。また、がん、心臓病、脳卒中、糖尿病などの5疾病や救急医療、災害医療、へき地医療、新興感染症などの6事業も公立病院の使命として取り組んでまいります。

来年4月から改正労働基準法(医師の働き方改革)が施行されますが、こうした地域医療を提供するにあたり、医師不足のみならず医師以外の医療スタッフ不足も深刻になっています。特に救急医療は地域住民の安全安心の“かなめ„であり、当院がその砦となることから、職員の強い使命感により維持してまいりました。地域住民のみなさんには来年4月以降の姿をご理解をいただき、また、みなさんの中から当院のチームの一員になっていただき、この地域の医療が確保され、働き方改革への対応との両立が可能となって、私たちの地域が盛り上がればうれしく思います。

当院は新型コロナウイルス感染症流行時に様々な経験をし、今後の医療提供のあり方について深く考えることができました。それは、ひとりひとりの患者さんに“おもいやり„をもって向き合い、その人にとって最適な医療を提供し、ご満足いただけるよう努めることです。医療安全、感染対策、経営改善は重要項目であり引き続き対策を強化してまいります。

今後とも、院是「恕」、基本理念「よい医療を効率的に地域住民とともに」に従って医療活動を行ってまいりますので、ご支援、ご指導をよろしくお願いいたします。